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しびれは手や足だけではなく、しびれは顔、唇、舌、指先、肩、腕、首胸、腰、ふくらはぎ、太もも、上肢、下肢、半身など体のいたる所に出現する。 しびれの原因は色々あるが、中には危険なしびれの原因も潜んでいる。
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腕のしびれは、脳や神経に異常があるのではと心配になるし、腕のしびれの原因がわからないと様々な不安が頭をよぎる。腕のしびれの原因は色々だが、重大な病気が隠れている場合もあるが、ちょっとした筋肉の緊張でもしびれが出ることもある。
腕のしびれ(手のしびれも同様の場合もある)が、腕や手に走行する神経が、背骨から出てすぐの神経根が圧迫を受けることによりしびれが出現する。
加齢による頚椎変形は、骨棘が出来るものや靭帯が骨化するものがある。変形性頚椎症、頚椎後縦靭帯骨化症(難病)などがある。
腕に走行する神経にはいくつかの種類がある。腋窩神経、筋皮神経、正中神経、尺骨神経、橈骨神経等が主なものである。これらの神経が単独で圧迫を受ける。走行する部分で筋肉により圧迫を受けるとその神経の支配区域にしびれが生じる。

胸郭の出口で、腕神経叢という神経の束が、筋肉や骨に圧迫や牽引を受けることで生じる症状のことを胸郭出口症候群という。
腕神経叢は上肢全体を支配する神経の束で、腕神経叢と血管(鎖骨下動脈、鎖骨下静脈)が胸郭の出口で圧迫や牽引を受けると腕(上肢)にしびれの症状が生じる。
筋肉や骨によって腕神経叢が圧迫や牽引を受ける。前斜角筋、中斜角筋、鎖骨、肋骨、頚肋が神経圧迫の原因になる。
末梢神経単独の圧迫の場合と異なり、神経の分布と関わりなくしびれの症状がみられる。腕(上肢)全体や指先全体にしびれや痛みが生じる。肩こりがひどい人やなで肩の女性などによくみられる症状で、頑固な肩こりや腕から手の内側のしびれや痛みが起こる。
なで肩や肩の下がっている人ではこの隙間が狭くなっており、そのため神経や血管が圧迫され、その結果、手や腕の痛みやしびれ、肩こりなどが起こる。胸郭出口症候群は10歳台後半から30歳台の女性に多いようで、なかでも手や腕をよく使うことの多い職業の方によく見られる。一例としてはPCの入力を専門に行うキーパンチャー、タイピスト、電話交換手など、あるいは腕を上げていることの多い美容師、黒板に字を書く学校の先生などに多いと言われている。胸郭出口症候群の症状としては手や腕の痛み、しびれ、だるさ、あるいは肩こり、肩甲骨付近のこった感じや痛み、また動脈が圧迫され、血液の流れが悪くなって腕や手の冷たい感じ(冷感)などが起こってくる。尚、しびれはしばしば手や腕の内側の部分(尺骨神経と言う神経の領域)に起こる特徴がある。
胸郭出口症候群の治療としては、軽いものでは運動療法、ブロック注射療法、飲み薬などが用いられるが、ひどい症状の場合は手術の必要なこともある。
その他の腕のしびれの原因としては、一時的に血液の循環が障害されたときや、糖尿病、膠原病、心理的な原因によってしびれが起きることもある。冷え性の人で血行不良により手がしびれることもある。
手や腕だけでなく口の周り(口唇)もしびれるときは脳血管の障害も疑われるので注意が必要。脳梗塞などの脳血管障害による手のしびれの場合には、突然しびれが現れることと、口の周り(口唇)にしびれやマヒが現れることが特徴である。
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